日帰りの予定だったのが、父が「泊まるんだよねー♪」とキャッキャしてしまい、泊まった翌朝。

おかげさまで、いい空が見られました。　いつもなら、寝てる時間だもの（ ´艸｀）

今週は父とよく遊びました。　くも膜下から回復中の父は、要介護2です。
父は今、姉が貸してくれた【シャーロック・ホームズ】のDVDがお気に入り。
「セリフが少なくてゆったりしてるから、よく頭に入って面白い」んだそうです。

もうひとつのお気に入りはイチゴ。　食後に必ず食べます。
茨城産で、ゴメンネ☆ゴメンネー！（by U字工事）

あ、お母さ～ん。　お皿にご飯粒ついてるゥ（ ´艸｀）
オモシロイので……と、そのまま撮る莫迦娘。

くも膜下から回復中の父は、いつも家族の真ん中にいます。
と言いますか、イテクレナイと、こっちが落ち着きません（ ´艸｀）

我が家の笑いと話題と時間の軸は、全て父を中心に回る。
父は今、まさに我が家の太陽。　家族はみんな、夜空の係。

2009年12月23日　＋2で撮影。　姉弟が見舞いに来て、劇的に言葉が増えた夜の空。

夜空で、翌日の天気がわかりますよね。　空と家族は、似ている。
今、誰を太陽として、どんな明日を迎えるか……夜空の係は、暗黙の了解で繋がるのデス。

日常をあらためて意識して過ごす中で、大きなサイズで写真を撮らないクセも納得したりして。
大きく引き伸ばしたい！　って瞬間が、わたしにはみつけられないんですねぇ。
これは湯島の祖父ちゃんの遺伝子だァ。　みんな面白くてみんな愉しい。　エブリタイム☆躁状態。
どうりで、起きていただけで　「今日も頑張った♪」　な気分になるワケですナ。　ぬほほ。
（気付くの遅すぎふう）　（実際には頑張ってナイのは気付いておりますふう）　（そのままかョふう）

父がくも膜下で倒れてから毎日、家族で「申し送り日記」をつけています。
何があったか、どんなことができるようになったか…とか、思いつくままに。
最近は、絵日記にすることが多いです。　写真では間に合わなかった面白い瞬間を再現ふう。

たとえば先週。
電球みたいなのが父、花沢さんヘアがわたしですョ。

「ああ靴下！」　と言うと　「そうだョ、何してんだョ」
……マジデ、ワタシ、ワライジヌカモシレマセン（*m*）

聞く言葉と話す言葉がイコールでなくても、会話は成立。　それが流暢性失語症。
否定はしないで、こちらが当てる。　ナゾナゾ大会☆エブリデー開催中（ ´艸｀）

靴下は、ちゃあんと綺麗に直してました。　すぐにはくのだけれど、父は綺麗好き。

くも膜下から回復中の父の顕著な後遺症は高次脳機能障害です。
左脳の言語分野に出血があったため、聞く・話す・考えるが繋がらない長い時間を経て
今は、ボケてくれる⇒ツッコム⇒双方わはは♪　という状態（ ´艸｀）
実家に帰ると、父ナミヘイとの漫才が待っています。　父は、相方☆随時募集中。

たとえば。

今、父ナミヘイの中で、わたしの名前は「ミソ」になっている模様。
何故ミソか。　考えてもワカリマセン。　それが流暢性失語症v(≧∇≦v)

「おい、ミソ」と言うので味噌を持って行きマス　⇒　叱られマス♪

「自分の名前も忘れたのかっ」　こりゃ失礼♪　スットボケちゃったョ♪　「トボケテんじゃないョ～♪」。
わははは♪　だははは♪　わははは♪　だははは♪　うほほほ♪
テケテンテン、ツクツンツンツン……おあとが宜しいようで（*m*）

宜しくないのか～～　うちダケでしょうか～～　ぬーん（？◇？）

さぁちみたちも、ワライナサイ♪　「にゃーん、にゃーん♪」

この二匹の猫はあまり表情がでない子なのです。　咽を鳴らしてゴキゲン中（ ´艸｀）

流暢性失語症は、ボケとツッコミだと思えばナァンということもありません。　存分に愉しみマショウ♪

ぷぅっと膨らんで下を向いた姿が可愛いこのお花の名前は
「サンダーソニア」というのだと、お花が大好きなオトモダチが教えてくれました。

父が入院した時に戴いた、どの花束にも入っていました。　最初の花束を撮った１枚です。
細っこいのに持ちがよく、随分と長いこと、目を愉しませてくれました。

くださったのはどなたも、お１人で見えた男性。
どなたもよく存知あげているのですが、造園やお花には興味のなさそうな方ばかり（ ´艸｀）
ということは、みつくろってくださったのは、お花屋さん……だと思います。

花言葉を調べてみると…「愛嬌」　「祈り」　「共感」　「望郷」　「祝福」　「福音」　「純粋な愛」
別なところで調べてみると…「意地っ張り」　「共感」　「祈り」　「愛嬌」　と、ありました。
うおー！　介護の時、心に置きたい言葉がズラリ♪　（実際、置いてましたねぇ）
お花屋さんってスゴイ～（ ´艸｀）

真面目で無骨なおじさんが「お見舞い用の花束を…」と困ったようにお願いしている姿を想像する。
いい光景ですヮ。　撮りたかったですヮ！　（無理っ）

朝はマイナス0.3度だったそう…な、東京です。
相も変わらず、お寝坊星人なので、知りませんでした（ ´艸｀）
今日も無風でポカポカでした。
車椅子に乗って、お出かけし始めた父。　暖かいのはありがたい。

父はちゃんと歩けるし、本人も歩きたいのですが
脈が上がるので、10分おきに座らせないといけないのです。　車椅子、便利ですね。
毎日、アッチだコッチだとお出かけしては嬉しそうです。　

ワクワクと子どものように動き回る大きな父を、嬉しそうに追いかける母。
２人の様子はこんな感じふう。
「お父さん～」「あははは～」

わたしがいつも散歩に行く公園の亀さん。　秋の１枚。　現在は冬眠中～。

くも膜下で倒れ、47日間救急病院におり
その後リハビリ病院に転院していた父が、本日急遽退院となりました。

とても喜びました～♪ので、描きおろすの巻（ ´艸｀）

≪ぶつぶつdeブツブツ≫の日
リーダーさんに「どうぞ宜しくお願いしますっ」と敬礼を交して振り返ると、車内の空気は凍りついてました。
若い駅員さんですら想定の範囲外だった出来ごとは
乗り合わせた若い乗客の皆さんには、もっと想定の範囲外の出来ごとだったワケですね。

そこでオナモミ、空気をほぐそうとしてみました。
「さあ、みなさん、宜しかったら、彼女とリーダーさんにエールを送りましょう。
かーめーはーめーはーっ！ 」

けっこう乗ってたのに、参加者５名ほど。 ドンズベリんぐ（：◇：）
だって、明るい気持ちで手術に向かって欲しかったんだものっ（：◇：）
彼女は笑って手を振ってくれたものっ（：◇：）

自作絵は、記事とは関係アリマセン

参加してくれた５名ほどの方々に、感謝したいと思います…。
あと２駅が、とてーもトテーモ、長かったです。ぐすん。

昨日ね、父のお見舞いに向かう電車の中で、目の前で二十歳ぐらいの女の子が倒れて。
父と同じ「くも膜下」だって、すぐわかりました。　体がぶぉーっ！と動いてしまいました。
そぉっと手を触って、脈があるのを確かめて、気道確保。

30～70代の女性ばかりがぶぉーっ！と集合。
「救急の資格持ってます！力のある方、お手を貸して下さい！」と心強いリーダー登場
緊急ブザーを押す人
救急車を次の駅に呼ぶ人
彼女の手から転げ落ちた携帯で家族の電話を探す人
衣服を緩める人
散らばった荷物を集める人
……みんなみんな、他人事じゃない世代。

そんな中、2分ほどで女の子は、目を開けて起き上がろうして。　「すみません」とはっきり言って。
ヨカッタ！　父と同じレベル1だ！　命は、必ず助かる！
「くも膜下ですよ。でも大丈夫ですよ。大丈夫ですからね。目を瞑って安静にしてください」と手を握る。

ブザーで徐行運転となっていた電車は次の駅に止まり、担架が到着。
ヨッパライが乗るみたいなヨボヨボ担架。　リーダー、切れる。
「そんなのじゃ危険です！救急車の到着を待ちましょう！」
「いやぁ、でも、電車が15分ぐらい遅延してしまいますので…」と若い駅員さん。
オバチャンズ、全員、切れる。
「二次破裂したらどうするのョ！この莫迦！」

当たり前だのクラッカー。　命優先。　15分がナンダ。

オバちゃんは、怒ったら、馬だって投げ飛ばすョ
チョラホップ♪チョラホップ♪
by　まだオバチャンではない、最強のオバチャン予備軍「長靴下のピッピ」

オバチャンズの剣幕に、結局「リーダー」の指示に従うことにした駅員さんたち。
オバチャンズ主導で細長く折った毛布にそっと移してからヨボヨボ担架に乗せ、安全な場所へ。
救急車が到着するまでリーダーさんと残りました。
リーダーさんは病院まで行ってくださるとのことでしたので、わたしは父の病院へ。

でもォ…父も家族に早く来て欲しがったんですよね。　不安で不安で。
ご家族が到着するまで一緒にいてあげればよかったナァとぶつぶつ悩み
気が付いたら蕁麻疹でブツブツになっていました。　ぶほー。
遅れた理由とブツブツの顛末を父に話したら「へぇ、僕ん時もそうだったのかい？」と言いました。（ヲイ）


可愛い彼女が早く元気になりますように。
「大丈夫ですよ。　うちのお父さんも治りましたから。」
そ。　ウソじゃないですよ。　若い方は回復力が強いから、大丈夫。

それにしても資格持ちのリーダーさん、なんだかうちの姉ちゃんみたいでした。
動き方と怒り方……と、体系が（ ´艸｀）

母はモノクロ組み写真を撮るのが好きでした。　母の「サブアルバム」から、接写。
指物師だった祖父の真似をして「お祖父ちゃんゴッコ」をしている弟。

弟の後ろにある大きな箪笥ふたつ、小さな三つ引き、どれも祖父の作ったものです。
弟が使っているのは、祖父の形見の「本物の道具」。
弟が生まれる前に亡くなったので、弟は働いている祖父ちゃんを知らないのですが
写真の中の祖父ちゃんの真似をしています。

昭和50年代の1枚とは思えないテレビにステレオ…まるで昭和30年代だ～（ ´艸｀）
祖父ちゃんがモノツクリだったせいか、モノはなんでも愛しくて。　完全に壊れるまで捨てないです。
捨てられないではアリマセン。　捨てないんデスョ。　ぶふふ。
使えるものは、捨てない。　見てて可愛いものは、直して使う。　直せなくなっても、飾ったり。　てほ。
それにしても散らかし放題☆遊び放題だこと（ ´艸｀）　日中の我が家は、いつもこんなふうでした。

●　●　●

親方～　今日はナニを作るんですかい


「うーん。　今考えてんだョ」


「よっしゃ、決まったぜ。　まぁ見てな」


祖父は木っ端も綺麗にとっておいて、考えながら作ったりしていました。

明けましておめでとうございます…って、もう5日の明け方がもうすぐです（ ´艸｀）
みなさまにとって、愉しくて嬉しくて美味しくてシアワセな1年でありますように。

4日、それぞれの父が病を得て別々に帰省していた夫とようやく「おめでとう」。
初詣に行きました。八幡様に10円で、これでもか～～とお願いしてきました。
いろんな人の名前をつけて
「…が、愉しくて嬉しくて美味しくてシアワセな1年になりますように」　って（ ´艸｀）
おみくじは大吉でした。　うほほ。　うほほ。　ヨッシャー♪

ではでは。　華やかな気持ちで1年を過ごせますよう、お花でも（ ´艸｀）

リハビリ病院にいる父に、外泊許可が下りました（ ´艸｀）
聞いた瞬間、家族そろって狂喜乱舞～～～～～♪
本当に飛び跳ねてしまいマシタ（*m*）
人間って、ほんとに狂喜乱舞するのネ………うほほ。
ただでさえウキウキするお正月が、超愉しくなるゥ♪　いっぱい写真を撮らなくちゃ（ ´艸｀）

46日間、救急病院にいた時のお気に入りの1枚。　（一部カット）
「どうぞ」とチョコをみんなに差し出しています。

「ごはんとおかずをまぜて遊んで食べない」と治療記録に書かれた日
結局お腹が空いてしまった父（ ´艸｀）
三週間食止め中のこの時は激痩せですな～。　今はだいぶ元に戻りました。　うふふ。

家族みんなのお気に入り「そこそこラーメン（仮名）」にて、激ウマのピータン。　11月の1枚。
テーブルが、なんだか懐かしい感じ。　いい感じにショボイでしょ（ ´艸｀）

家族みんなで父の病院に集まっていたクリスマスウィーク。
話していたのは、父の進化と「そこそこラーメン」の話ばかり（ ´艸｀）
過去記事⇒⇒⇒『そこそこラーメン 』
なんだかんだで、シアワセな年の瀬かも。
あー、家族でいるってシアワセ。　変わらない毎日って素敵。　うん。

めっめっ、、、メリークリスマスぅ（遅っ）　ほっほーう♪

くも膜下になって入院している父の、治療記録から。
「ごはんとおかずをまぜて遊んで食べない」　と書いてあります。

合併症がいろいろ出て　「聞く・話す・考える」　が分断している父。
看護師さんは　「障害による問題行動」　だと思ったようです。

だけどね、違うんです。　遊んでたんじゃないんです。　
家族がいるのに、１人だけ食べるのが納得いかなくて、不機嫌だっただけ。
散々「みんなもどうぞ」って言って、ご飯も治療だからダメですといわれ
「だったら僕も食べないよ。こんなのいらないよ。」って。

普段は勿体無いことが大嫌いな父なので、確かに、いつもとは違う行動だけれど
父は、家族でいる時、１人でご飯を食べたことがないんです。
父が遅い時は、基本、全員で待って。　うーんと遅い時は、母が待って。

納得がいかない・不機嫌になる……これも、貴重な一歩です。　うふふ。