毎日、夫を送り出したら、母に電話をします。
体調がよいと、父も電話にでます。

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「おー、誰かと思ったら、二郎さんだ。　年単位で来ないんだから～」

あははは。　うん、わたしだよー。
今こっち、雨がすごいんだけど、おさまったら泊まりに行くからね。
「へぇ♪　それは素敵なイベントだなァ♪」

何か、買って行くもの、ある？
食べたいものとか？
「そういうのは、いいんだよ♪　来るってことが一番、素敵なんだから♪」

あははは。　わかった。
じゃあ雨がやんだらすぐ行くから。　お昼食べて、お昼寝しててね。
「ハーイ、元気モリモリで待ってるから♪　じゃあ、隣で待ってる素敵なお母さんに代わりましょう♪」

お父さん、今また素敵なこと言ったよ～。
今日持っていくものは、チビッコ饅頭と、ゲゲゲの女房の本……で、よかったっけ？
「うふふふ。　すぐ書いといて。　買うものは…とりあえず、まっすぐ来ちゃって」

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にこにこ。


電話に出たがる・新聞を読む……この2つは、父の体調チェックのバロメーターです。
連日のように行ってるし、週一回は泊まってるのに、年単位で来ない人呼ばわり（*m*）
父は、またわたしの名前を忘れてしまって、二郎と呼ぶことが多いです。
本人がいないと　「体格のいいアレ」　と言われてしまう姉に比べれば……ぶはは！

　　

9/19、入院中の父。
満面の笑みの理由は　『見送りするフリをして、そのまま一緒に脱走』　を目論見中だから。
「この格好じゃ　『どこ行くんですかー』　って言われちゃうかな？」　と言いながら、スタスタ。
わたしが先に下り、「早く降りないと」　と言う父に、母が　「おでこにチューしてからネ」　と言ったら
あたふたとベッドに帰ってしまったそうです。　ハラワタがヨジレル～～～（*m*）


父の脳みそは毎日素敵な言葉を紡ぎ出してくれ、ぷぷっと吹き出してしまうナニカがオコル（ ´艸｀）
毎日、素敵なイベントをありがとね、お父さん。